2015年6月27日土曜日

遊佐春菜さんのアルバム 『Spring Has Sprung』 に参加させて頂きました!

全然・・・更新していないこのブログ・・・
せめて、リリースのタイミングでは更新したい!

というわけで・・・発売日から4日経ってしまった本日(泣)
今更ですが書かせて頂きます。

「壊れかけのテープレコーダーズ」というバンドで、
ボーカル・オルガンを担当されている「遊佐春菜」さんの、
ソロアルバムに、曲提供等で参加させて頂きました!
わーーい!!!



こちらで試聴もできます~。

曲目はこんな感じです!

1. 恋のトロイカ
2. いつでも地面が星空
3. 会いたくなったら
4. 川べりのうた
5. ずっと雨降り
6. spring has sprung
7. Trees and Flowers
8. そうじふりんぼ
9. 夜の足音
10. 鏡が割れて
11. 五月の雨

金子は、M-1,3,4,9の作曲をしたり、
1でエレピ、6でアコーディオンを弾いたり、
6のコーラスアレンジをしたり、8でちょろりとコーラスしたり
9の宅録をしたりしました。

***
プロデューサーさんは、住所不定無職のザ・ゾンビーズ子さんー!

ゾンビーズ子さんの曲が本当に素敵すぎて・・・(M-2,6,8,11
特に、11曲目の「五月の雨」が大大大人気で
遊佐さんも演奏陣の皆さんも、大好きになってしまい、
私も一時期ずっと、「五月の雨」ばかり口ずさんでおりました。

「五月の雨」は、藤井邦博さんの歌詞もとっても最高で・・・
あんな歌詞どうやったら出てくるのだろう、すごいなあ、すごいなあ、
とスタジオで全員で感動しておりました。

***
演奏陣の方々もこれまた豪華で、
ギターは佐古勇気さん(snap他)、
ベースは田代タツヤさん(撃鉄他)、
ドラムは柳沢明史さん(ダブルオーテレサ他)、
キーボードは鮎子さん(フジロッ久(仮))
と、もーう、とっても素晴らしい演奏者の方々で、
アレンジを詰めるために、スタジオとかもご一緒させて頂いたのですが、
皆さんとても演奏が素敵で、そしてお優しくて、感動したです・・・!

深夜練のあと、下北沢スリーに行って、
もつ煮込みうどんを食べたのが、とても嬉しい思い出です。笑

***
そしてでもやっぱり、遊佐さんのお声が本当に素晴らしい!!
唯一無二のお声だと思います。
そして、弾き語りのピアノもとても素敵で、
なんというか、遊佐さんの中にあるリズムみたいなものが本当に心地よくて、
アルバム、ご一緒させて頂けて、とても嬉しかったです!

***
レコーディングのときは、住所不定無職のユリナさんが来て下さったり
(お会いできて嬉しかったー!!)
壊れかけの小森さんが、マンドリンを携えて、颯爽と来て下さったり、
M-10を藤井さんと共同作曲したマーライオンくんも、ナイスなゼリー?をお土産に持って来てくれて笑
笑いと、差し入れのお菓子が絶えない、素敵なレコーディングになりました。

***
あと、素敵なお知らせとしましては、
三輪二郎さんが作詞してくださって、
私が作曲した「恋のトロイカ」という曲があるのですが、
この、三輪さんが歌っているバージョンのデモが、
ディスクユニオンさん特典CD-Rで聞けます!

・・・実はこの音源は、私、横浜までお邪魔して、
三輪さんが仮歌を歌ってくださる(@横浜の路上)のを
アイフォンで録音して、こっそりディレクターさんに横流ししたものです(!)

三輪さんが、CDプレイヤーで私の作曲デモを聴きながら、
路上にしゃがんで、手拍子を打ちながら歌う・・・
最高です!

空ではカラスが鳴き、かなり近くギリギリのところを車が通過し、
お昼なのに、早速少々酔っ払っていた私たちは(!)
だいぶ交通の危険にさらされておりました。笑

そんなデモなので、ぜひぜひ、手に入れて下さいね!
ちなみに、同ディスクユニオンさん特典CD-Rには、
金子が歌っているバージョンのデモ4曲も入っています。ぜひー!

***
あとあと。
「夜の足音」という、藤井邦博さん作詞で、私作曲の歌があるのですが・・・。

これは、まず私の仮デモを、藤井さんに聞いて頂いて、
そこから、藤井さんに作詞のイメージの言葉を、たくさん羅列で返して頂いて、
その中から私が言葉を選んでなんとなく曲に当てはめて、また藤井さんにお返しして・・・
最終的には、全然違う曲に、藤井さんのイメージの言葉を当てはめて・・・

という、往復書簡のような感じで作りました。
こういうふうに人様と歌を作ったことがなかったので、
とっても楽しかったし、刺激的でした。嬉しかったなー!

しかもこの曲は、デモ音源のつもりで作った、
カシオSA-46という、おもちゃみたいなキーボードの宅録が
本チャンのテイクでも活きになる!という、素敵イベントが発生したので
とても思い入れ深い曲です。うんうん!

***
そして、このアルバムのリリースイベントが6/22(月)にありました!
(って事後報告でごめんなさい・・・)

イベントでは、「恋のトロイカ」→「会いたくなったら」→「夜の足音」と、
お楽しみ余興で「恋は桃色(細野晴臣さん)」
を、遊佐さんとご一緒させて頂きました。

そして、5曲目に「ずっと雨降り」という曲が演奏されました。
これは、ニーノトリンカというバンドさんのカバーとして、
遊佐さんアルバムの、5曲目に入っている曲です。

実は、このニーノトリンカのボーカリストであり、
「ずっと雨降り」の作詞者の角森隆浩さんが、
この日のイベントに、ゲストで来て下さって、デュエットして下さることになっていました!



実は私、角森さんとは、昨年の12月に、
とあるアイドル現場で出会った(!!!)ことがきっかけで知り合いました。
その後、ライブで対バンさせて頂いたり、アイドル現場でお会いしたり、
あと個人的にですが、ポール・マッカートニー来日のチケットを融通して頂いたり(!)
ものすごくお世話になっている方です。
そんなご縁もあり、今回の遊佐さんとのデュエット、
ものすごく楽しみにしておりました。

そうしたら!なんと!
お客さんでいらして下さっていた、
ニーノトリンカの鍵盤奏者であり、「ずっと雨降り」の作曲者の上田禎さんが、
ピアノで「ずっと雨降り」を伴奏して下さるという、
とてつもなくハッピーすぎる、サプライズが起きたのであります!

私はサプライズしすぎて、
上田さんの横で、ずっとピアノを弾く指を見てしまいました。
「な、なるほど・・・!そうやって弾くんだ・・・!」と、
まるで、ステージ上に勝手に上がってきて、ガン見しているヤバ目なお客さんのように
気が抜けた状態で、変な位置に場所取って、そのステージを終えてしまいました。
し、幸せすぎて、つい出来心で・・・。
は、反省しています・・・。

本当に素晴らしすぎるステージでした!

そして最後に遊佐さんが、お一人で、
みんな大好き「五月の雨」を弾き語って、
とても幸せなイベントが終了しました。
いらっしゃって下さった方々、本当にどうもありがとうございました。

遊佐さんとの演奏は、本当に楽しくて、
ご一緒させて頂けて、とても嬉しかったです!
遊佐さんの持っていらっしゃる、なんというか、
静かでものすごく落ち着いたテンポみたいなものが
ずっと、流れ込んでくる感じで、とても気持ちよくて、
私なんぞが一緒に演奏させて頂けるのが、大変光栄でした。

***
あと、CDが出来上がってきてから、ちょっと面白かったのは、
最初、「作曲」で参加、と(自分では)思っていた金子ですが、
気付いたら、CDのブックレットでは
「コ・プロデューサー」という名前になっていて、
知らぬ間に、昇進(?)していたことです。
い、いつの間に・・・?

***
というわけで、ブログが長すぎて、
どなたがここまで読んで下さっただろう、という感じですが、
遊佐春菜さんの『Spring Has Sprung』、
ぜひぜひ、お手に取ってみて下さいませ^^

よろしくお願いいたします!!